ふじみ野市
大井みどり動物病院
水曜休診 
夏季休業なし
10時〜

2024/03/16

詰まる、貯まる

液体、個体、気体
 
 
 

 

ふじみ野市の大井みどり動物病院です。
 
 
 
動物病院では、「詰まった、貯まった」を治療します。
 


さまざまな流れているものが詰まってせき止められたり、本来ないところに過剰に貯まったりします。

 


貯まったいるものの成分やその部位により、様々な疾患になります。

 

例えば、

食道や腸閉塞
胆嚢粘液嚢腫
子宮蓄膿症
尿路結石
胃拡張
血栓症
便秘
難産

などががあります。

 


たいてい、激しい苦痛が生じることが多く、また、緊急的な対応が必要になることが多いです。

 


この中でよくあるのが、尿道結石です。オス猫に起きやすく、ペニスの先端近くが閉塞し、尿を出すことができなくなってしまうので、緊急対応が必要です。「トイレに行く尿が出ない、奇声を出す」がよくあります。

 


食道や腸に異物が詰まると、緊急的な対応が必要です。「食欲不振、よだれ、頻回の嘔吐」がよくありあます。

 


胆嚢粘液嚢腫は、胆汁の流れが滞るので、体が黄色くなることが多いです。尿も真っ黄色になります。「吐く、尿が真っ黄色、皮膚が黄色い」がよくあります。

 


数日間、便が出ないこと自体はあまり問題にはなりませんが、特に犬は便秘をしにくいので、便秘がある場合は、背景に大きな問題がある場合があります。「しばらく便をみてない、排便ポーズをするが便がでない」がよくあります。

 


血栓症は程度や発生部により様々です。大きな動脈が詰まると急変があります。皮膚の局所的なものまで、様々です。「後ろ足が動かなくなり、足先が冷たくなる、痛がる」がよくあります。

 


胃拡張は胃にガスがたまり、子宮蓄膿症は子宮に膿がたまり、「お腹が張ってくる」ことがあります。

 


この他にも、気胸、肺気腫、血腫、腹水、胸水、緑内障、皮下気腫、胆石、ヒグローマ、などいろいろあります。

 


「」内のような症状がある時は、は速やかな受診を推奨します。緊急手術が必要かもしれません。

 


ようするに、液体、個体、気体などが、さまざまな場所に異常に存在する色々な病気があり、緊急対応が迫られるケースも少なくないということです。

 


それらは、外科的な対応により、リスクはありますが、劇的に改善することが多く、元気になって退院し、ご家族の喜ばれる姿を見ると、やりがいを感じます。

 


 


 受付時間

受付時間 日祝
9:50-12:45
15:50-18:45

水曜休診
夏季休業なし
12月30日から1月3日休診

049-265-1212