ふじみ野市
大井みどり動物病院
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2024/03/23

6つの習慣

インスリン
 
 
 

 

ふじみ野市の大井みどり動物病院です。
 
 
 
人で健康を維持する上で考慮すべき大切なものを大雑把に上げれば、


食事
運動
睡眠
ストレス
喫煙
アルコール



でしょう。それら6つの管理が疎かになると、病気になりやすくなることに、議論の余地はありません。

 


それぞれ、独立しているように見えますが、共通点を考えると、「インスリン」が考えられらます。

 


甘いものやジャンクフードばかりを食べ過ぎると、インスリンが過剰に分泌されます。

 


運動しないと、インスリンの効きが悪くなります。逆に、適度な運動すると、効きがよくなります。

 


睡眠不足になると、インスリンの効きが悪くなることが最近わかってきました。

 


ストレスは高血糖になり、インスリンが多く分泌されたり、ストレスホルモンによりインスリンの効きが悪くなります。

 


喫煙はインスリンの効きを悪くします。

 


アルコールもインスリンの効きを悪くします。

 


これらの管理がうまくいかないと、インスリンの追加分泌の機会が増え、インスリンが効きにくい状態になります。その結果、インスリンの数が多い状態が慢性的になります。

 


つまり、よくない生活習慣の結果生じるひとつの共通点は、慢性的なインスリン過剰です。

 


インスリンが効きにくい状態が背景にあることにより、インスリン過剰になると考えもありましたが、最近の報告では逆で、インスリン過剰が先行しているようです。

 


インスリンは脂肪を貯め込むので、過剰になれば、肥満になりやすくなりますし、肥満により更にインスリンが効きにくくなり、悪いスパイラルが生じます。

 


インスリンがないと生きていけませんが、過剰なインスリンはさまざまな疾患を惹起させる可能性があります。

 


新しい考えですが、インスリンをなるべく分泌させないこと、インスリンが効きやすい状態にすること、が健康に寄与する可能性があります。

 


犬猫の現在の食事は何万年と食べていた食事とかけ離れており、インスリンの追加分泌の必要性が高まっている可能性が高く、それが、さまざまな多くの疾患と関連している可能性はあります。

 


よくない生活習慣は、インスリンが過剰になり、太りやすく、病気になりやすくなる可能性が高くなるといえます。

 


やはり、肥満からさまざまな疾患が始まっているという考え、メタボリックドミノの一つ前のドミノにインスリン過剰がありそうです。

 


また、そのような生活習慣をしていれば、老化を加速させます。インスリンの追加分泌が少なければ、アンチエイジングになるのも、納得です。

 


よくない生活習慣は、病気になりやすくなるという命題をインスリンにより解いてみましたが、まだ、そのような考えはまだ非常に珍しいです。一般的な動物病院ではインスリンは血糖値をさげるホルモンとして認識され、インスリン測定は悪性腫瘍のインスリノーマの診断する場合のみです。

 


生活習慣病の発症過程は複雑ですが、意外とその本質は単純なのかもしれません。

 


それから、犬猫を飼育すると、人間の心身に良い影響を与えることが分かっていて、多くの研究報告があります。多分、ストレス減少により、ご家族のインスリンが効きやすくなる効果が一部関与していると想像しています。

 



Janssen JAMJL. Hyperinsulinemia and Its Pivotal Role in Aging, Obesity, Type 2 Diabetes, Cardiovascular Disease and Cancer. Int J Mol Sci. 2021 Jul 21;22(15):7797. doi: 10.3390/ijms22157797. PMID: 34360563; PMCID: PMC8345990.

 


 


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